外国人としてベトナムで働く

近年、ベトナムで働く外国人が増加しており、外国人を雇用するベトナムの企業や組織からの需要も増えています。以前、外国人としてベトナムで働く方法について、5つの傾向をお伝えしたことがあります:

しかしながら、見知らぬ土地で(アルバイトであろうと正社員であろうと)仕事を探すのは容易ではありません。こちらの記事では外国人としてベトナムで働く方法をご案内します。

まず初めに、ベトナムで働くためにビザを取る方法について、見ていきましょう。

ベトナムで働くためのビザ取得

職探しのためベトナムに行くには、観光ビザでも商用ビザでも問題ありません。しかし、大きな違いが一つだけあります。

観光ビザで職探しすることはできますが、職を得たときすぐに働くことはできません。もし職を得ることができたなら、まずはベトナムから出国したのちに、商用ビザを取得して就労ビザに切り替えるか、雇用主に直接就労ビザを申請してもらいます。

一方で、商用ビザは職探しをすることができるだけでなく、職を得た場合、すぐに働き始めることができ、就労ビザに切り替えることが可能です。

観光ビザも商用ビザも、ベトナムビザセンターを通して、入国時に容易にビザを取得することができます。

アライバルビザの取得方法→ ベトナムアライバルビザの取得方法

この方法は多くの観光客や出張者から好評を得ています。その理由は:

  1. 書類提出不要;
  2. 明確な必要情報項目;
  3. オンライン申請.

ベトナムでの求人

  • 都市部において国際貿易が活発になるにつれて、ベトナムでの求人は増加傾向にあります。すでに多くの若者は英語も話せますが、学校はプロモーションの一環として外国人を歓迎しています。
  • 都市部やその他の地域における外国人特有の仕事を見つけ出すのは困難でしょう。なぜならベトナム語を話せることが必須になりますので、ベトナムでそうした仕事を見つけるのは難しいです。
  • 英語教師になる、もしくはベトナムの国際組織でボランティアをするということは、可能性として十分にあり得ます。実際、観光客として都市部で滞在したのちに、英語を教えるようになった多くの方がいらっしゃいます。
  • ボランティアの求人には、障害児支援や女性のための保護施設、もしくはNGO(非政府組織)も含まれます。
  • 外国人がベトナムに移住して就労もしくはボランティアには、国籍や仕事内容により異なりますが、ある程度の費用がかかります。同様に、雇用するにあたっては、企業側にも費用がかかるということは覚えておきましょう。

外国人としてベトナムで働くには

1. ウエブサイトで求人を探す

まず初めにLinkedIn などのSNSにアクセスしてみましょう。すぐに仕事をみつけることは難しいかもしれませんが、将来の仕事をみつけるためのきっかけとなる知り合いを見つけることができると思います。あなたが探している業種においてすでに働いている人からにアドバイスをもらうことも可能でしょう。

2. 友人や知人に助けを求めましょう

求人をする際に、社交性というのは最も重要なツールです。企業というのはそこにおける社員の知り合いというだけで多くの便宜を図ってくれる場合があります。ベトナムで外国人として仕事に就くには非常に有効な手段です。あなたが希望する業種で働く人と知り合いになれるよう努めてみましょう。

アドバイス:必ずしも一人一人に電話をかける必要はないです。出会った人に単純にあなたがAという業種でBというポジションを希望しているという「知らせ」をさりげなく伝えてみましょう。他には転職情報を扱ったブログ運営者に問い合わせするのも良いでしょう。家庭にいる人があなたの求職に役立たないなんて思わないでください。実際、あなたが旅行で訪れるベトナムのような離れた場所でさえ知り合いがベビーシッターを探しているかもしれません。

3. ベトナムの地元紙を使った職探し

多くの求人リストは無視して構いません。あなたの住まいの地域だけに絞ってください。情報を得たら、直接コンタクトしてみましょう。まだ求人さえしていない職種に巡り合えるかもしれません。

アドバイス: 職探しをするためだけに遠くに行く必要はありません。会社によってはこちらから伺うよりも向こうから来てもらうことができるかもしれません。特に専門職を募集しているなら猶更でしょう。なので、地元紙を読むだけでなく、他に求人を載せていないか確認してみましょう。

4. ベトナムの大学で働く

大学であればキャンパス内に様々な仕事があります。食堂やイベント運営、もしくは募集さえあればツアーガイドになることだってできます。これらの仕事は割のいいことが多いうえに、キャンパスが家から近ければ通勤も便利です。それに決まった時間で働くことができれば、ほかの空き時間には旅行や余暇を過ごすことができます。

アドバイス:大学はほとんどの場合、学校の始まる時期よりかなり前にアルバイトを募集します。ベトナムで外国人として働くには、大学のホームページもしくは関連部署に直接募集がないか聞いてみましょう。

5. 無給で働く

あまりお金に興味がなければ、将来的に働きたいと思う会社で一定期間、無給で働いてみるのもいい方法だと思います。その間に必要となるスキルを身につけ、専門的な職場で様々な事を学び、仲間をつくることができます。良い仕事をすれば、必然的に将来、就職のチャンスがめぐってくるでしょう。

6. ジョブフェアに参加する

ジョブフェアに希望する企業が参加していれば、担当者に会うことができます。可能であればそうした機会に参加すべきでしょう(通常は無料で参加できます)。企業の採用担当者と直接話すことができれば、希望している職種の条件など詳細を理解することができるでしょう。

7. 起業する

不況の時にこそ、自営業を営むことは優れた選択だと言えます。もちろん成功するには、あなたの実力と情熱次第であることは言うまでもありません。

“Save the Student”という団体の設立者は、自らを知ることが重要であると主張します。もちろん起業することは素晴らしいことでありますし、ものすごい冒険であり、多額の利益を得ることもできるかもしれません。ウエブサイトなどを通じて若年層でも会社を設立することが難しくなくなってきました。 Smarta.comやShell-LiveWire.comで設立者の創業物語や成り立ちを読むことができます。

もし1年後に思ったように行かなかったとしても、あなたは素晴らしい経験を手にすることができるでしょう。それに、もし一度決心したことであれば、後悔することはないでしょう。

外国人としてベトナムで働くことについてどう思われましたか。感想を共有いただければ幸いです。もしこの記事が役に立つなら友達と共有してください。頑張ってください!

ベトナム人を好きになる11の理由

40年以上たった今も世界中の多くの人がベトナムと聞いて戦争を思い起こす でしょう。しかしベトナム人の共通した感情は独立のために戦ったことを誇りに思う一方で、平和への願いが一段と強いです。この永遠の楽観主義が、ベトナム人が私たちに魅了する理由の一つです。あと11の理由があります。

昼寝好き

専門家は2時間ランチを取って隠しますが、労働者はハンモックを持ってきて木陰に寝転んだり、陰になっているところで寝ころびます。ベトナム人は昼寝が大好きです。外は暑すぎますし、大雨が降ることもありますが、ただ忘れて寝ころぶだけです。

許します

外国人が間違ってしまったら、ベトナム人は許してくれるでしょう。玄関で靴を脱ぎ忘れても、飛びかかってくることはありません。名前を呼び間違えても問題ないでしょう。バイクで間違って曲がってはねてしまっても、けんかを仕掛けてくる人はいません。ベトナムで小さなことはいつも許容されます。

年長者を敬います

ベトナムで家族の絆はものすごく強いです。彼らは家族に関して、経験が敬われるという儒教的な価値観を持ちます。ベトナムは比較的新しい国ではありますが、若者はよい作法と謙遜を特に年長者に対して大切にします。ベトナムは近代化によりものすごい勢いで変化をしていますが、社会において家族は重要な役割を果たしています。子供が親に反抗する様子を見ることはないでしょう。

起業家精神

ベトナムは勤勉な国です。たくさんの仕事を掛け持ちで、長時間働く人もいます。一時はたくさんのことが起こりましたが、みんなや家族によりよい未来があるように働いています。ベトナム人は2016年に110,000の新規ビジネス を立ち上げました。多くの変化と可能性があることでしょう。

おもてなし

観光客が食事をとるために自宅や職場に招かれることは珍しいことではありません。とき、ベトナムではたくさんのおいしい食事を食べて、外でお祝いをします。そしてパーティーは夜まで続きます。日常生活でもたくさんの無欲な人々に出くわすでしょう。人々は独自の方法で外国人にベトナムの良い印象を与えてくれるでしょう。

恋愛を好みます

しばらくベトナム音楽を聴くと、なんで悲しい音楽が多いのか気になることでしょう。国中の歌手たちが、別れや報われない恋を終わりなく歌い続けているように思えます。ベトナム人は恋愛の歌が好きです。相手がいるときでさえ、喜怒哀楽にとんだ反応をします。ベトナム人が恋愛より好きなことは子供です。

教育

ベトナム人は教育熱心です。教育が次の世代に向けた投資だと考えられています。未来の財産は昨日の勤勉から訪れると言われています。学生にどれくらい勉強に時間を費やしているか聞くときっと驚くことでしょう。過熱しすぎなところもありますが、有名大学に行くために努力していることは立派な事です。入学をすれば、彼らは優秀な成績をおさめるためより一生懸命勉強することでしょう。

野心

ベトナムは競争社会です。求人市場はとても競争が激しく、あらゆる産業ももちろんです。ベトナムでは頻繁にビジネスが立ち上げられたり閉められたりします。たくさんの機会がありますが、それをモノにするには大変な努力が必要です。ベトナム人は成功するため野心を燃やしています。

料理上手

ベトナム料理がおいしいことは間違えありません。ベトナムに旅行したり移住したりする際の一番の喜びが、一度も試したことのない新しい食事に出会うことでしょう。ベトナム料理はたくさんの種類があります。料理人は伝統的な料理に加えて、常に新しい料理をつくろうとします。ベトナムにおけるあらゆる食事がベトナムを好きになる理由でもあります。

おいしいコーヒー

輸出量で言えば、ベトナムは世界で2番目のコーヒー産出国です。地理的に言えば小さな国ですので、それはものすごいことです。ベトナム中部にある山間部の亜熱帯気候はロブスター種のコーヒー豆を栽培するにはうってつけです。ベトナムコーヒーを試した人はその虜になることでしょう。多くの人にとってベトナムを離れることは、カフェイン離脱症状になるということです。

ベトナムに移住すべき理由

海外移住をするということは世界を知り、新しい生活を満喫する絶好のチャンスです。近年、海外移住することは、決して珍しいことではございません。しかし、世界は広いです。新生活を始めるなら、候補となるところはたくさんあります。あなたが海外移住して新生活を始めるとするとベトナムがその候補となりえますか?今から、そうすべき理由をご案内します。実際、駐在員として滞在する以外でも候補となり得る理由がたくさんあります。

私は首都であるハノイと大都市であるホーチミンに滞在していたことがあります。駐在員の多くはその2都市に滞在していますが、それ以外にも考慮すべきたくさんの都市や町があります。ここではベトナムで移住する際にかかる費用に注目してお話ししましょう。

滞在費用

ベトナム滞在費用は世界中から訪れる駐在員にとって魅力的です。多くの駐在員はベトナムがそれほど安い訳ではないと言いますが、私は滞在費用はやり方によっていくらでも下げられると考えます。 アパートを探す にしても $230から$1000までどのような生活スタイルを送るかにより選び放題です。予算が限られているなら、必要な家具などを売買している人たちにコンタクトしてみましょう。

ベトナムでの食費も安く抑えることができます。屋台で食べるなら1.25ドルでレストランで食べても4ドルくらいでしょう。移動費用も格安です。バイクを買うなら300ドルだし、バスで移動するなら1ドルもかかりません。Grab (Uberのようなツール)は広く使われています。自転車もよく使われます。

ベトナムで格安移動手段についてはこちらで詳細が載っていますが、移住する前にどのように費用を抑えるべきか検討できるでしょう。

ベトナム料理

あなたの住んでいるところにもベトナム料理屋が何軒かあると思いますが、おそらくあなたもそこのレストランが大好きだと思います。私のカナダ人の友達もカナダのベトナム料理屋がどれだけ素晴らしいか熱く語ってくれましたが、私も彼女に本場のベトナム料理が、いかに本場で新鮮で安いかを伝えたことがあります。

ベトナム人はその料理にプライドを持っています。おいしいことはもちろんですが、私が今まで食べた料理の中ではもっとも健康的な料理であると思います。ベトナムの北から南まで新しい感覚の味覚をもたらしてくれる一方で、お財布にも優しいです。これだけでもベトナムに移住する価値があると言えます。

気候

私がベトナムで感動したことの一つに北部、中部、南部と異なる気候が挙げられます。ハノイに住んでいた頃、誰も寒い冬が訪れることを教えてくれませんでした。そこは「東南アジア」なんだから冬用のコートなんて必要ないと高を括っていましたが、それはとんでもない間違えでした。12月の終わりから1月の終わりくらいまでにかけて、ハノイ周辺の北部は4度くらいまで気温が下がります。それ以外の季節は年中湿気のある暑い季節が続きます。

寒いところが苦手であれば、中部や南部で生活できます、雨や湿気が気にならないならその地域がよいでしょう。

言語

ベトナム語は難しい言語であることは間違いないです。しかし、ベトナムは10年前くらいからとてつもない数の英語教師を雇いはじめ、国中でマッシュルームのごとくものすごい数の語学学校が立ち並び始めた結果、ベトナムの多くの若者は英語を話せます。それがベトナムをおすすめする理由でもありますが、それでも基本的なベトナム語を学んだ方が日常生活を送るには役に立つことでしょう。

ベトナムの仕事

ベトナムでは様々な英語教師が滞在しています。 ベトナムの日本語教師 の需要はうなぎ上りであり、伸び続けています。正しく申請をすることさえできれば、英語教師の職に就くことはそれほど難しいことではありません。一方で、英語を教えることが全てであるとは思いません。駐在員になることの一つの手段ではありますが、その他にもサービス業、IT,金融、技術職など外国人に開かれたたくさんの仕事があります。

ベトナムのインターネット事情

もし遠隔で仕事をするのであれば、インターネットが間違いなく重要な役割を担います。もう一つベトナムで驚くべきことは、ベトナムにはすごい速さのインターネット設備が備わっていることです。私が現在住んでいるシェアアパートでも35メガありますのでとっても便利です。携帯でインターネットにアクセスするのももちろん簡単、格安で素早いです。

ベトナムでの国内旅行

私がベトナムに移住した主な理由としてはすばらしい旅行であり、それは間違えていなかったと思います。ベトナムの地形は完璧です。リゾートにはうってつけの海岸沿いにある一方で、反対側には山登りに森林、野生動物や秘宝散策なども楽しめます。ベトナムではバス、電車、飛行機やバイクなどで国中を容易に散策できるので、 ベトナムの交通機関 は便利できます。それに バックパーカーするにしても格安で旅行できます。  ベトナムのホステルを閲覧してみてください。

ベトナムビザ

ベトナム移住でもう一つ忘れてはならないのは、容易にビザを得られることです。 仕事に就いていなくても商用ビザから始められますが、のちに就労ビザに切り替えることもできます。商用ビザを得ていれば、アパートを借りたり、仕事を見つけたり、子供の学校を探すこともできるでしょう。もし最低1年の商用ビザを得ることができなかったとしても、ベトナムが好きかどうかを見定めるために観光ビザを得るという方法もあります。でも、観光ビザではアパートを借りたり、仕事に就いたりすることは違法になります。ベトナムビザ申請方法を確認してみてください。

ベトナム流おもてなし

おそらくベトナム人は、私が今まで出会った中でもっとも親切な国民の一つです。私はベトナム北部にいたとき、地元の家族が1か月間、部屋を提供してくれ、生活を共にしていました。地元の人たちはあなたを喜んで助けてくれますし、英語で話しかかけてくれます。近所の人たちにご飯をごちそうになったり、何か必要な時には助けてくれるでしょう。彼らは微笑みかけてくれたり、挨拶をしてくれたり、時には言語の壁があったとしてもお話しすることもあるでしょう。

ベトナムの駐在員コミュニティー

ベトナムの駐在員コミュニティーは大規模であり、とても役立ちます。私がホーチミンに引っ越した時に駐在員コミュニティーは友達のネットワークを形成したり、日々疑問に思うことや国で起こることを解決したりするところでした。

ハノイもホーチミンも大規模なコニュニティーがありますが、ホアヒンやダナンのような小さな町でもそうしたコミュニティーは必ずあります。

ベトナムでの医療

近年、ベトナムの駐在員が増えるにつれて、ベトナムでの医療はものすごく改善されてきました。国際的な医療関連の会社はベトナムでもビジネスを始め、トップクラスのサービスを提供しています。

この国にいる多くの医者たちは西洋で学び、実習をしてきています。多くの国際医療機関が、様々な言語で駐在員にも地元の人々にもサービスを提供しています。

比較的価格の安いところから豪華なところまで、様々な種類の病院が国中にあります。

渡航先を選ぶときに容易なビザから滞在費まで含めて必須条件だと思いますが、私は個人的にベトナムこそが駐在員にとって天国だと言える思います。逆に私はベトナムに移住しない理由が見当たりません。完璧な国であると言い切れないというのはわかりますが、駐在員にとってベトナムが他の国にはな素晴らしい国であることは間違いありません。

外国人はベトナムやベトナム人をどう思っているのか

ベトナムに住んだことのある世界中の外国人がベトナムやベトナム人についてどう思っているのか聞いてみましょう。

1. ベトナムは観光するところがたくさんあります。

アメリカ人のトミー・モアは3年間で5回もベトナムを訪れています。そこで他の観光後脚が行かないようなところで時間を過ごしています。彼はベトナムにあるたくさんの場所が大好きです。

「ほとんどの人が北部のハノイや南部のサイゴンで観光はしますが、そこで終わらしてしまうのはもったいないです。

もちろん北部であれば言葉では表しきれない美しいハロン湾があります。私はこんなに美しい場所をみたことはありませんし、比較対象となるところも知りません。

南部であれば、サイゴンから湾岸沿いに1-2時間車で移動したところにブンタウというところがあります。ビーチはホーチミンの熱狂的な都市文化とは異なるので気が休まります。それに湾岸沿いや山々にある崖が絶景であり、大好きな場所です。」

2. ベトナムに恋に落ちて移住を決めました。

2012年からベトナムに住んでいるデイビット・デビーはベトナムに関して素晴らしいコメントをしてくれました。

「私は6年前にベトナムに来て、それ以来ずっと好きです。ベトナムは単純に素晴らしい国です。国に恋に落ちて移住を決めたといっても過言ではありません。

私はベトナムでは詐欺が横行してストレスを感じるので、外国人は来るべきではないという記事を以前、読んだことがあります。不幸な旅行者がいることは残念ですが、そういった例は少ないと思います。ホーチミンは多くの人が働く活気のある大都市です。交通渋滞はものすごいですが、私は間違えなくこの都市が好きです。ホイアンやダナンは平和な都市ですと、人々はとってもフレンドリーです。」

3. ベトナムは妙なところですが、私はそれに適応して最終的には大好きになりました。

オーストラリアの学生であるダニエル・コーネンはホーチミンの大学で7か月ITを学びまいたが、そのときの思い出を教えてくれました。

「ベトナムの最初の思い出はバイクと渋滞です。バイクはスゴイです。スクーターはどこでもあります。轢かれる前にバスが止まってくることはないでしょう。交通規制はあってないようなものです。初めのうちはその危険で混沌とした中で生活するのがものすごく嫌でした。オーストラリアみたいに他人に気を使ってくれることもありません。それでも私はそれに慣れてきたら、最終的には大好きになってしまいました。

ベトナムにはたくさんの健康的な料理があります。ファーストフードは健康的な食事よりも2-3倍高いですので高級品として扱われますが、私は好きです。

ベトナムで旧正月を過ごすのは幸せなことでしょう。旧正月はベトナムにおいて重要です。みんな実家に帰るので、ホーチミンは1週間くらいゴーストタウンになります。

ベトナムでの物件購入

駐在員にとってベトナムで物件を購入することは、ジレンマに他ならないです。ベトナムに来て、その土地を好み、住み着くことになるのかもしれません。でもどこに住むことになるのでしょうか。一生、借家ですか。もし再度、移住することもないのであれば購入も選択肢の一つとなるでしょう。それは考え込むほど深刻なことではありません。間違えなくタイより容易でありますし、資金を損なう危険性も少ないと思います。

ベトナム財産法の変化

2015年7月ににベトナム政府は規制を変更しました。それにより外国人もいくつかの基準を満たせば、物件を購入することができるようになりました。物件購入者は50年間の賃貸契約を行い、それを売り出すもしくは転売もしくは譲渡することができます。

その新しい法律によると、外国人や外国の企業は営利目的でアパートや住宅の所有権を持つもしくは購入することができます。ただし、一部の地域では外国人が所有することは許されていません。ある区画にあるアパートの最大30%、もしくは250軒の家屋が駐在員に許されています。50年の賃貸権は延長することができると思いますが、時間がたつにつれて変更される可能性もあります。

建物だけで土地を所有できないことが不公平に思えるかもしれませんが、地元の人達にとっても同じです。この国では政府が土地を所有します。その規制が公示されて以来、不動産市場は過熱化して、多くの外国人も参入してきています。ベトナムはすでに力強い経済と中産階級に支えられているのです。

この新しい法律は外国に住むベトナム国籍にも当てはまります。外国に住む420万人のベトナム人と3万人の外国人高所得者にとって、ベトナム不動産は巨大な可能性があります。

ホーチミンの大変化

ホーチミンの近代化は都市開発を推し進めています。ビンホームによる新タワーの建設District 1は新しい未来を予見させます。461メートルあるランドマーク81タワーは東南アジアでもっとも高いビルとなるでしょう。ベトナム経済は年間5-7%以上の割合で急加速で成長しています。2015年には42,000軒あるアパートのうち36,000軒は売れましたと教えてくれたRESS不動産の松本氏。ベトナムは投資にうってつけの場所に思えます。ホーチミンの中で最も高い地域は平米当たり3,000ドルから5,000ドルくらいです。それがバンコクであれば平米当たり9,375ドルに当たります。 ビナキャピタルによれば、利回りが、バンコク、香港、シンガポールより1.5-2.5%高いことになります。